デバッグ時に利用できる機能が多数あります。多くの機能は、OSでホストされた状態で動作します。
runtime_safety
: ブール型の値で、リリースモードがDebug
とReleaseSafe
のときはtrue
、リリースモードがReleaseFast
とReleaseSmall
のときはfalse
が返ります。実行バイナリのデバッグ情報にアクセスするための構造体です。プラットフォームごとにコンパイル時に異なる型を返します。
プラットフォーム | デバッグ形式 |
---|---|
macOS, iOS, watchOS, tvOS | OFileTable |
UEFI, Windows | PDB + COFF |
Linux, FreeBSD, NetBSD | DWARF |
getSelfDebugInfo() !*mut DebugInfo
: 実行バイナリ自身のデバッグ情報を取得します。openSelfDebugInfo(allocator: *mut vtable heap.Allocator) !DebugInfo
: 実行バイナリ自身のデバッグ情報をオープンします。warn(comptime format: []u8, args: anytype) void
: 標準エラーにフォーマットされた文字列を出力します。assert(ok: bool) void
: ok
がtrue
であることをアサーションします。ok
がfalse
の場合、安全性保護付き未定義動作を引き起こします。この関数は、ビルドモードがReleaseFast
とReleaseSmall
のときは、最適化により取り除かれます。panic(comptime format: []u8, args: anytype) noreturn
: 意図的にパニックを引き起こします。引数にメッセージを与えることが可能です。printError(comptime format: []u8, args: anytype) void
: エラーを標準エラーに出力します。printHint(comptime format: []u8, args: anytype) void
: ヒントを標準エラーに出力します。printInfo(comptime format: []u8, args: anytype) void
: 情報を標準エラーに出力します。
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